2018-11

短編&エッセイ

蜂の子うまいか・・・

「長野県民は下手物食いだ」だと思っている人はかなり多い。信州人は本当に「虫を食う人々」なのかというと、実際に虫を食べる機会はそれほど多くはない。旅館やレストランなどで味付けした蜂の子を出すところがしばしばあるので、他県人にそんなイメージを持...
短編&エッセイ

紅葉ガ丘(木曽町)とっておきの散歩コース

 足下に踏みしめる林道は、フカフカの落ち葉に覆われている。毛足の長い絨毯の上を歩いているような贅沢な気分になる。一年のうち、この時期しか味わえない感触だ。林道なので車は通らず、散歩する人たちは掃除などしないので、たぶん雪が降るまでは...
短編&エッセイ

忘れられない国(八) “カバダ” ザ・ワーカーズタウン

 ぼくの仕事場は、レインフォレスト(熱帯雨林)から材木を切り出すオペレーションの最前線。だからグリーンビルの町には居場所がない。会社の宿舎はあるのだが、日用品や資材などの買い物に来た日に立ち寄るだけで、その宿舎に泊まることはほとんどなかった...
地球&生物

水月湖の奇跡 – その 5(「年輪」と「年縞」)

 水月湖の年縞は世界に誇る日本の宝だ。でも三方湖畔にある年縞博物館の知名度はというと、同じ福井県の勝山市にある「恐竜博物館」には遠く及ばず。扱っている対象が恐竜に比べるとずっと地味な「湖底の堆積物」なので、まあ仕方ないのかな。  しか...