短編&エッセイ

短編&エッセイ

令和、れいわ、REIWA、いいじゃないか

 おじさんのブログといえども、一応「日記」という体裁をとっている以上、新元号に全く触れないというわけにも行くまい。と言うわけで今回は「令和」について。「もう決まっちゃったんだから、面倒な議論はヤメにしようよ」、みたいな(六十男にありがちな)...
短編&エッセイ

ホモ・サピエンスの最終進化形 – イチロー

 平成最後の三月。実にいろいろなことがあった。中でもイチローが引退したことは、野球ファンに限らず多くの人々にある種の感慨をもたらしたことだろう。そんなわけで今週のブログは「イチロー特集」になるはずだった。  ところが、気がつい...
短編&エッセイ

尖石考古博物館(その二)- 仮面の女王

 大切な器などの貴重品を思い切り叩きつけて壊す機会があれば、さぞかし気分爽快だろう。日本にはこうした破壊行為を「厄祓い」と見なす風習がある。例えば日本各地のお寺などで行われる「厄よけ」の行事で、かわらけ(素焼きの器)を高いところから投げ落と...
短編&エッセイ

尖石考古博物館(その一)- 縄文のビーナス

 もうあと少しで終わる平成には、人それぞれ複雑な思いがあるだろう。天皇陛下がおっしゃるように「戦争がなかった」のは事実だが、平成 7 年の阪神淡路大震災、平成 23 年の東日本大震災と立て続けの大災害に見舞われ、「平成」という名前が皮肉っぽ...
短編&エッセイ

大谷翔平とアンモナイト

 元々は阪神ファンだったぼくだが、イチローがマリナーズに入った頃から日本のプロ野球をほとんど見なくなった。大リーグの気になる試合が BS1 で放送されると、録画しておいて暇なときに見る。ぼく自身は(あるときにバドミントンをしていて肉離れを起...
地球&生物

魅力いっぱいの大鹿村(その三)- 中央構造線博物館

大鹿村にある中央構造線博物館 博物館の公式ホームページ  博物館一階の展示室正面にある画期的な展示物。レプリカではなく、なんと中央構造線の露頭をそのまま固定した実物なのだ。博物館の北数キロのところにある「北川露頭」から、地層...
短編&エッセイ

忘れられない国(九) 水に沈む木

 熱帯雨林を維持しながら「選択的に伐採する」という方針の下で、ぼくは何年かロギングビジネスに関わった。ロギングとは、森林から木材を切り出して製品化するという商売なので、それには必ず道路造りが伴う。ぼくの仕事の半分は道路の設計といって...
地球&生物

魅力いっぱいの大鹿村(その二)- ゆかりの人、二人

 長野県のなかでも「僻地」と言われる土地柄でありながら、前回も触れた大鹿歌舞伎をはじめとして、文化面でなにかと注目を浴びることが多い大鹿村。今回は、そんな大鹿村にゆかりの人物おふたりに登場してもらおう。一人は鎌倉時代の皇族、もう一人は明治時...
短編&エッセイ

魅力いっぱいの大鹿村(その一)

 長野県の南部、下伊那郡にある大鹿村。山奥にある人口 1000 人ほどの小さな村だが、大鹿歌舞伎が開催されるので有名だ。さらに、日本列島の成り立ちを理解する上で非常に重要な中央構造線が村を南北に貫いていることで、地質や地形に興味のある人にと...
短編&エッセイ

縄文の食品サンプル

 「美味しいものが食べたい」という欲求は、人類をここまで進歩させた原動力のひとつだ。単に空腹を満たすだけでなく、ぼくらのご先祖はうまいものを食べるために様々な工夫をしてきた。そしてその努力は今でも続いている。  下の写真は、若狭三方縄...