Space

冬空に輝くシリウス

 この時期の星空観望会における最大の目玉は、31センチ望遠鏡で見るM42(オリオン大星雲)。  晴れた晩には放射冷却で気温が下がり、屋上テラスが-15度以下になることも珍しくない。それでも標高1800メートルで眺める冬の星空は素晴...
Essay

2018年2月6日 長野と岐阜のコントラスト

 僕は長野県民だ。しかし県境を越えて岐阜県にある濁河温泉で働いている。つまり毎週、御嶽山の東側と西側を行ったり来たりしている。距離は短いし、時間も一時間足らずなのだが、日本の背骨とも言われる飛騨山脈をはさんだ東と西の往復ゆえに、劇的とも言え...
Nakasendo

2018年1月30日 黒川ダムのカルガモ

 二週間前に紹介した黒川ダムの水鳥。たぶんカルガモだと思ったが、群れまでの距離が遠かったので確信が持てなかった。今日は十数羽の群れが岸近くまで寄って来て、車道から5メートルほどのところで餌をあさっている。クチバシが黄色く、顔にある縞模様の特...
Nakasendo

2018年1月22日 ウィルスにやられてダウン

 先週15日にインフルエンザに罹患。20日まで自宅待機となった。ウィルスという、生物と無生物の中間のようなやつにやられて寝込んでしまうのは非常に残念だが、熱で関節痛と頭痛がひどく、食欲はゼロ。三日間もウンコが出ないという異常事態。インフルエ...
Nakasendo

2018年1月15日 南から見た乗鞍岳

 富士山はどの方角から見るのが一番美しいか、というのがよく話題になる。これに対する「正しい答え」はもちろん無い。あくまでも見る人の主観による。そこに住む人間にとっては、自分の家から見える山の姿が一番美しいに決まっている。 チャオ御岳...
Space

人類は地球外生命体に遭遇するか – その1

 今回は、ちょっと「天文学的な数字」の話をしたい。  僕が屋上天文台で星空解説をしていると、「宇宙人はいると思いますか?」とお客さんに聞かれることがよくある。それに対して僕がうだうだと否定的な見解を述べると、相手はがっかりした表情を隠さない...
Essay

あきが二百五十八人

 小学三年生の「あき」にとって、雨の日曜日ほど期待はずれなものはない。だけど今朝はちょっと違うんだな。何か変わったことが起こりそうな、ムズムズするような予感がある。  お休みの日は決まって朝寝坊をしているお父さんが、なぜか今日は、朝か...
Nakasendo

2018年1月9日 巨大氷柱

 御嶽山の七合目、標高約1800メートルにある濁河温泉では、12月から3月までの間に日中の最高気温が0℃を超える日はまず無いといって良い。旅館の屋根で温められて溶けた雪が、氷柱(つらら)となって建物のあちこちらら垂れ下がる。中でもこの氷柱は...
Nakasendo

2018年1月1日 お正月の濁河温泉

 明けまして、おめでとうございます。  昨年11月に立ち上げたばかりの本ブログだが、なんとか週一回の更新をクリアしている。これから三月いっぱいをめどに体裁を整える予定。具体的には、エッセイと短編のカテゴリーを新設。プロフィールも作成し、各...
Earth

水月湖の奇跡 – その2

 水月湖シリーズの二回目。今回はなぜ湖底に縞模様(年縞)ができるのかを簡単に説明する。年縞のでき方を知ることで、過去に起きた気候変動をより客観的に見ることができる。それにより、政治やビジネスに起因した雑音に惑わされることなく、地球環境の変化...