依然として残暑は厳しい。でも宿場町や峠への山道では確かに秋の気配が感じられる。ゆっくりと妻籠から馬籠峠を越えて馬籠に向かうハイキング。県境を越えると、美濃地方はまだ真夏の空気が残っていた。
宿場のあちこちには旅人の心を和ませる朝顔の花。
近頃はこんなしゃれたお店も。
妻籠発電所。ちょっと古くなって味わいが出てきた。宿場に合わせた色で塗装されている。
峠に向かう山道には、豪快に吹き出す水場があって涼をとることができる。
馬頭観音ではなくて「牛頭観音」。峠道を越えるには、馬よりも、蹄が二つに割れた牛の方が向いていたという。
峠下にある茶屋。四季を通して無休で旅人を迎える。休憩は無料でお茶や飴などのサービスもありがたい。水場や水洗トイレも完備。
茶屋の内部。当時のまま保存されている。ボランティアで運営されているので、できれば募金に協力を。
道端で見かけたミズヒキの群生。