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Essay

フタリシズカ – 菜摘み女に取り憑いた静御前のお話

 この季節に山道を歩いているとよく見かける山野草のひとつに「フタリシズカ」がある。なぜそんな名前が付いたのか、気になって調べてみた。  フタリシズカが群生している様子。よく見ると、対になった葉の中央から 2 本の花序が...
Nakasendo

新緑が見ごろの鳥居峠 – 歩いた後は奈良井宿で驚きのランチ!

 紅葉前線や桜前線は目に見えて移動するのでよく話題になる。しかし新緑はあちこちで一斉に始まるのでニュースにならない。それでもやはり新緑が最も美しくなるピークのようなものはあって、木曽谷では今がそのピークだ。甲信地方は梅雨入りしたらし...
Earth

関東甲信が西日本より早く入梅 – 小紫陽花(Hydrangea hirta)

 気象庁が昨日、「関東甲信が梅雨入りしたとみられる」と発表。まだ九州や四国でさえ梅雨入りしていないのに。まあ正式に確定するのは秋になってからだが、個人的にはまだ梅雨ではないような気がする。九州より先に甲信地方が梅雨入りするのは 27 年ぶり...
Nakasendo

薮原から鳥居峠・奈良井宿から平沢へ – Nakasendo Torii pass walking, from Yabuhara to Narai, Hirasawa

 前回に引き続き、木曽路の中山道でも定番の峠越トレイルを歩く。ここ数年は、春秋にそれぞれ 2 回ずつ馬籠峠と鳥居峠を一人で歩いている。それにお客さんと一緒のツアーを加えると、この二つの峠だけで年間 10 回以上歩いている。それだけ歩いてもま...
Nakasendo

JR南木曽駅から妻籠宿を経て馬籠宿まで – Nakasendo walk from Nagiso St. to Magome

 普通に歩いても楽しい妻籠宿・馬籠宿のウォーキングだが、今回はいくつか工夫を凝らして、楽しみ倍増のガイド付きツアーを企画した。その工夫とは、南木曽駅から歩いて妻籠宿に入ること、そして妻籠宿の「脇本陣奥谷」と付属の資料館もコースに含めたことだ...
Nakasendo

飛騨街道を歩いて塩鰤を味わう – Let’s walk the Old Hida trail and taste salted Amberjack

 昨年の夏、「 懐かしい飛騨街道 」という記事で飛騨鰤(ひだぶり)について紹介した。飛騨高山の歩荷(ぼっか)たちは、ほんの数十年前まで富山湾で捕れた寒ブリの塩漬けを背負って信州各地に運んでいた。開田の人々も、その「飛騨鰤」を正月のご...
Nakasendo

芭蕉の句碑を見ながら歩く今年最初の鳥居峠(Walking theTorii pass – first time in 2022 )

 昨年秋の台風で峠近くの遊歩道が崩れて通行不能になって以来、鳥居峠を全く歩いていなかった。連休前に崩壊箇所の確認も兼ねて歩いてみることにした。道はすっかり補修されていたが、ここかしこに台風の痕跡が見られた。  藪原宿の近くで、...
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義仲館で木曾義仲の何が分かるか

 今年(2021年)の7月にアップした記事 義仲館がリニューアルオープン! では、パッと見ただけの印象をレポートしただけで、展示の意図については不明部分が多かった。全体的にそれほど鮮明な印象を受けなかったので、遠くから来てくださるお客様の反...
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全長 15km の旧飛騨街道トレイル(後半)- 関谷峠~西野峠

 「前半」では、飛騨側の小日和田地区を出発して県境の長峰峠を越え、40 年以上人が通っていなかった山道を復活させた、約 2km の区間を通過して西又地区に到達した。後半では、関谷峠(せきやとうげ)、西野峠という二つの峠を越えて、旧開田村の中...
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全長 15km の旧飛騨街道トレイル(前半)- 小日和田~長峰峠

 国道 361 号は、中部地方の険しい山岳地帯を東西に横断する数少ない国道路線のひとつだ。飛騨山脈(北アルプス)と木曽山脈(中央アルプス)の両方を横断するこんな国道は他にはない。当然ながら、車で走ると(もちろん歩きながらでも)峠を数多く越え...