Nakasendo

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木曽の古刹 – 須原宿「定勝寺」(Joshoji-Temple in Kiso)

 中山道を京方から須原宿に入ると、右手の山を背景にゆったりと鎮座するのが木曽路最古の名刹として名高い定勝寺(じょうしょうじ)だ。木曽義仲の子孫である木曽氏は、木曽家豊の代になって、美濃方面に睨みをきかすべく須原(すはら)に居館を構えていた。...
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明治の文豪・島崎藤村の『夜明け前』を読む

 小説『夜明け前』の冒頭にある「木曽路はすべて山の中である」という一節は、特に小説好きでなくても一度は聞いたことがあるだろう。しかし二巻からなるこの長編小説を通読したことがある人はというと、それほど多くあるまい。明治の文豪、島崎藤村を郷土の...
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5月5日 連休最終日・雨の奈良井宿

 最近はコロナのことを話題にするのさえ嫌になってきた。しかし「嫌になった!」なんて言っていられるのは贅沢で、観光地の旅館や飲食業の皆さんは深刻な状況に置かれている。ぼくも連休は出歩かずに家でおとなしく片付けや庭仕事などをして過ごしたのだが、...
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木曽路・桜前線 – 奈良井~平沢

 今年は全国的に暖かい春になっている。木曽地方でも、桜の開花が前代未聞の早さだ。四月になる前に桜が咲いたなんて全く記憶にない。  木曽町にある興禅寺の垂れ桜(時雨桜と呼ばれている)も見事に咲き誇っている。  本堂...
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馬籠宿から落合の石畳を経て中津川へ

 幕末の歴史や昭和の日本文学に興味がある人にとって、島崎藤村(しまざきとうそん)の『夜明け前』はいろいろな意味で重要な作品だ。ここ馬籠宿では、『夜明け前』に登場するお寺や宿などを実際に見ることができる。また藤村関連の貴重な写真や作品が展示さ...
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野尻・大桑・須原 – 古刹と蛇行切断地形を巡るとっておきコース

 木曽路の中でも、馬籠峠や鳥居峠といった峠道を除くと旧中山道を楽しく歩けるところはそれほど多くない。そんな中で野尻宿から大桑を経由して須原宿までの部分は、舗装道路ではあるけれども交通量の少ない田舎道を、木曽路最古と言われる「定勝寺(じょうし...
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中原兼遠と義仲・平安時代の木曽(Nakasendo – Places related to Yoshinaka and Kanetou)

 「中原兼遠(なかはらかねとお)」と聞いても、木曽町に済んでいる人以外はピンと来ないだろう。兼遠は平安時代末期の武将で、木曽地方に本拠を置く皇別豪族だった。「皇別」とは皇室につながる家系という意味で、父の代までは朝廷に使えていた。その後、信...
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冬も歩こう中山道 – 馬籠峠・馬籠宿から三留野宿(Nakasendo – Magome to Midono)

【冬も歩こう中山道】シリーズ第3弾。三密を避けながら楽しく歩ける冬の信濃路!  中山道の峠道で、冬でも雪の心配がなく安心して歩けるところと言えば、岐阜県にある琵琶峠、十三峠などが思い浮かぶ。しかし長野県内の峠道は、積雪や低温などを考慮...
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冬も歩こう中山道 – 福島宿から宮ノ越宿(Nakasendo – Fukushima to Miyanokoshi)

【冬も歩こう中山道】シリーズ第2弾。三密を避けながら楽しく歩ける冬の信濃路!  福島宿から宮ノ越宿までの区間には、前回の塩尻峠のように特に見晴らしの良い場所もなく、また奈良井宿のように江戸時代の雰囲気を濃厚に残す家並みもない。それでも...
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中山道・塩尻峠 – 塩尻宿から下諏訪宿(Nakasendo – Shiojiri to Shimosuwa)

【冬も歩こう中山道】シリーズ第1弾。三密を避けながら楽しく歩ける冬の信濃路!  確かに信州の冬は寒い。しかしながら、松本や塩尻、諏訪などを含む長野県中部は晴れる日が多く、中山道ウォーキングには案外良い季節だといえる。特に長野県中部...