Nakasendo

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JR南木曽駅から妻籠宿を経て馬籠宿まで – Nakasendo walk from Nagiso St. to Magome

 普通に歩いても楽しい妻籠宿・馬籠宿のウォーキングだが、今回はいくつか工夫を凝らして、楽しみ倍増のガイド付きツアーを企画した。その工夫とは、南木曽駅から歩いて妻籠宿に入ること、そして妻籠宿の「脇本陣奥谷」と付属の資料館もコースに含めたことだ...
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飛騨街道を歩いて塩鰤を味わう – Let’s walk the Old Hida trail and taste salted Amberjack

 昨年の夏、「 懐かしい飛騨街道 」という記事で飛騨鰤(ひだぶり)について紹介した。飛騨高山の歩荷(ぼっか)たちは、ほんの数十年前まで富山湾で捕れた寒ブリの塩漬けを背負って信州各地に運んでいた。開田の人々も、その「飛騨鰤」を正月のご...
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芭蕉の句碑を見ながら歩く今年最初の鳥居峠(Walking theTorii pass – first time in 2022 )

 昨年秋の台風で峠近くの遊歩道が崩れて通行不能になって以来、鳥居峠を全く歩いていなかった。連休前に崩壊箇所の確認も兼ねて歩いてみることにした。道はすっかり補修されていたが、ここかしこに台風の痕跡が見られた。  藪原宿の近くで、...
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木曽の古刹 – 須原宿「定勝寺」(Joshoji-Temple in Kiso)

 中山道を京方から須原宿に入ると、右手の山を背景にゆったりと鎮座するのが木曽路最古の名刹として名高い定勝寺(じょうしょうじ)だ。木曽義仲の子孫である木曽氏は、木曽家豊の代になって、美濃方面に睨みをきかすべく須原(すはら)に居館を構えていた。...
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明治の文豪・島崎藤村の『夜明け前』を読む

 小説『夜明け前』の冒頭にある「木曽路はすべて山の中である」という一節は、特に小説好きでなくても一度は聞いたことがあるだろう。しかし二巻からなるこの長編小説を通読したことがある人はというと、それほど多くあるまい。明治の文豪、島崎藤村を郷土の...
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5月5日 連休最終日・雨の奈良井宿

 最近はコロナのことを話題にするのさえ嫌になってきた。しかし「嫌になった!」なんて言っていられるのは贅沢で、観光地の旅館や飲食業の皆さんは深刻な状況に置かれている。ぼくも連休は出歩かずに家でおとなしく片付けや庭仕事などをして過ごしたのだが、...
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木曽路・桜前線 – 奈良井~平沢

 今年は全国的に暖かい春になっている。木曽地方でも、桜の開花が前代未聞の早さだ。四月になる前に桜が咲いたなんて全く記憶にない。  木曽町にある興禅寺の垂れ桜(時雨桜と呼ばれている)も見事に咲き誇っている。  本堂...
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馬籠宿から落合の石畳を経て中津川へ

 幕末の歴史や昭和の日本文学に興味がある人にとって、島崎藤村(しまざきとうそん)の『夜明け前』はいろいろな意味で重要な作品だ。ここ馬籠宿では、『夜明け前』に登場するお寺や宿などを実際に見ることができる。また藤村関連の貴重な写真や作品が展示さ...
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野尻・大桑・須原 – 古刹と蛇行切断地形を巡るとっておきコース

 木曽路の中でも、馬籠峠や鳥居峠といった峠道を除くと旧中山道を楽しく歩けるところはそれほど多くない。そんな中で野尻宿から大桑を経由して須原宿までの部分は、舗装道路ではあるけれども交通量の少ない田舎道を、木曽路最古と言われる「定勝寺(じょうし...
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中原兼遠と義仲・平安時代の木曽(Nakasendo – Places related to Yoshinaka and Kanetou)

 「中原兼遠(なかはらかねとお)」と聞いても、木曽町に済んでいる人以外はピンと来ないだろう。兼遠は平安時代末期の武将で、木曽地方に本拠を置く皇別豪族だった。「皇別」とは皇室につながる家系という意味で、父の代までは朝廷に使えていた。その後、信...