十月も下旬となり、木曽路の紅葉前線も標高の高いところから徐々に降りてきた。今年は猛暑の後の台風で、枯れ葉や落ち葉が多く色付きも「今ひとつ」という感じだが、それでも所々に目を引く鮮やかなカエデ、ウルシ、ナナカマドなど。それに黄色の銀杏、地味だが味わい深いクヌギ、さらに風に散るシラカバなど見どころは尽きない。カラマツの色もそろそろ変わり始めている。
南木曽町、柿其渓谷。ここは標高が低いので紅葉はまだまだこれから。11月上旬になると色づくだろう。
王滝村、御岳湖畔。台風による強風で落ち葉や流木が目立つ。
王滝村、氷ヶ瀬付近。川沿いに、所々鮮やかな紅葉が見られる。
王滝村、自然湖。例年に比べると色付きが今ひとつ。
木曽町、二本木の湯。いつもながらきれいな紅色。晴れていればもっときれいな発色になる。
木曽町、唐沢の滝。ここはなぜか紅葉の進みが遅い。来週あたり、もう少しきれいな色になるはず。
木曽町、開田高原、アイスクリーム工房前。日当たりが良いせいか、なかなかきれいな色。
開田高原、九蔵峠付近。
開田高原、手入れの行き届いた別荘。この辺りは一年中いつでも見応えがある。
そば処「中西屋」前の三本楓。なかなか見事。それでもお店の人によると例年ほど色付きが良くないという。