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Nakasendo

初期中山道を歩く・後半(Early Nakasendo Part II – Ono-Juku to Hideshio Station)

 岡谷から桜沢までの初期中山道を二回に分けて歩く。前回の記事「初期中山道(岡谷から小野宿)」を書いたのは三月初旬だったので、それからすでに一ヶ月近く経過している。そのときは諏訪湖畔のJR岡谷駅を出発し、小野峠を越えて小野宿まで歩いた。二回目...
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中山道中間点から、明星岩に登る(The Midpoint of Nakasendo and Myojo-iwa Rock)

 江戸から京都までを六十九の宿場でつなぐ中山道。その中間点が木曽町にある。宮ノ越宿と福島宿のほぼ中間、JR で言えば原野駅の近くに説明板と石柱が建っている。  英訳も付いた新しい説明板。最近は外国人のウォーカーも多いので、それ...
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宮ノ越宿 – 広重の浮世絵(Miyanokoshi by Hiroshige)

 広重と英泉の合作になる浮世絵版画シリーズ「木曽海道六十九次」は、中山道の歴史をひもとく上で欠かすことのできない資料だ。宿場の絵を見ているだけでも十分に楽しめるが、描かれた時代的背景や当時の人々の生活に想いをはせることで楽しみが倍増する。 ...
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初期中山道を歩く 岡谷から小野宿(Early Nakasendo – Okaya to Ono post town)

 三月初旬、冷たい風が吹く日に「もう一つの中山道」とも呼ばれる初期中山道(Early Nakasendo)」を歩いた。  初期の中山道は現在のように塩尻を通るルートではなかった。江戸幕府が慶長6年(1601年)に江戸に通じる五街道を定...
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洗馬宿から下諏訪宿まで (Nakasendo Walking – From Seba to Shimosuwa post town)

 洗馬宿を出てしばらく歩くと畑の中に大きな梅の木があり、このところの暖かさに早くも満開に近い状態。  平出(ひらいで)一里塚。中山道はもっと山際を通過した方が近道になるのに、わざわざ桔梗ヶ原の真ん中を通している。ここに...
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ベテルギウスの減光が止まらない – いよいよ超新星爆発か! Betelgeuse is close to supernova explosion – Are we ready for it?

 オリオン座の α 星であるベテルギウスの異常な減光が続いている。ベテルギウスの現在の光度は 1.54 等、つまり一等星の範囲を外れて二等星になってしまった(星の見かけ上の明るさで「一等星」の定義は 0.5~1.5 等級ということになってい...
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冬の奈良井宿 – 氷雪の灯祭り(Come and enjoy Narai-juku in winter)

 地元の我々でさえ手もみをしながら「今朝は凍みたなあ・・・」などと言い合っているのに、寒い中を遠くからお客さんが来てくれるのは本当に嬉しい。  何人かに尋ねてみると、東京、神奈川、福岡から、さらにはオーストラリアやデン...
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ようやく凍結した唐沢の滝・夏冬比較(Krasawanotaki-Waterfall – Comparing Summer and Winter)

 今年の冬は気温も比較的高く、また雪も少ないので、トレッキングシューズのままで街道歩きができる。それでもここ数日の冷え込みはかなり厳しく、開田高原では先日、氷点下18度を記録した。あまり暖かいので今年はダメだろうと思っていた氷瀑なのだが、本...
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中山道:中津川宿から馬籠宿まで(Nakasendo Walking – Nakatsugawa to Magome)

 上の写真は JR 中津川駅。今回は中津川宿を出発して石畳で有名な落合宿まで(3.7km)、そこからさらに馬籠まで(4.3km)、合計約 8km を歩く。距離はそれほどでもないが標高差が約 260m の登りなので、ゆっくり楽しみなが...
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中山道:大井宿から中津川宿まで(Nakasendo Walking – Ooi to Nakatsugawa post town)

 大井宿とは現在の恵那市にあった宿場町だ。したがって大井宿から中津川宿までは、JRの恵那駅から中津川駅まで歩くこととほぼ同じ。鉄道と中山道が接近して走っている区間は、休日を利用して小刻みに中山道を制覇する人や、特定の区間だけ歩きたい人にとっ...