最近の温暖化により、中部地方の平地でホワイトクリスマスとなる確率はかなり低い。しかし標高の高い濁河温泉では、これが12月下旬の普通の光景。
駐車場もこの通り。山麓までの山道はスノータイヤでも通行が難しくなるので、下呂市や高山市の土木事務所などがペイローダーで除雪を行っている。
温暖化と言えば、僕が小学生の頃、1960年代の中頃は今よりずっと気温が低く、木曽町でもマイナス20度になることがよくあった。あのころは温暖化はほとんど話題にならず、返って寒冷化を心配する人の方が多かった。はたして温暖化と異常気象はこのまま進行するのか。全く雪のない自宅と極寒の濁河温泉の間を毎週のように往復しながら、涼しい夏を優先すべきか、暑い夏を我慢しても暖かい冬を望むべきか、老後の住処に思いを巡らせる。