2017年12月6日 御嶽山の魅力と御嶽神社

 御嶽山は信仰の山。だから木曽町内のあちこちに神社や参拝所がある。山頂には奥宮、王滝村の登山口には里宮があり、国道19号線沿いにある道の駅「木曽市場」からは木曽川対岸に御嶽神社本社を見ることができる。元々は木曽福島駅前にあった本社だが、手狭になったので2012年に現在の場所に新築したもの。だからピッカピカにきれいなのだ。

 一方、岐阜県側には大きな神社もなく、飛騨頂上に祠があるだけ。岐阜県側から登る御嶽教の信者はたぶん一人もなく、御嶽山の自然を楽しむ数少ない登山者だけが濁河温泉を通過して飛騨頂上を目指す。三年前の噴火地点からも遠いため、濁河温泉を起点とする小坂登山口から登ると、三の池、四の池、五の池、継子岳、摩利支天山などを巡ってゆっくりと御嶽の自然を満喫できる。

 標高2950メートルの摩利支天山頂上。雪煙が舞い、たぶん気温は氷点下15度を下回っているだろう。

 夕映えの摩利支天山。

 鳥の羽毛のような雲が上空にかかっていました。

タイトルとURLをコピーしました