2018年7月18日 チャオ御岳、夏営業を開始

 木曽側から見た今日の御嶽山。先日の大雨で山頂近くの雪もすっかり溶けて夏山の姿だ。火山灰が積もっているところだけ色が変わっているが、これはもう雨で流されるというレベルではなく、しっかり固まって山の一部になっている感じ。

 チャオ御岳のゲレンデから見た御嶽山。継子岳しか見えない。御嶽山には登山口がいくつかあって、その中でも一番長いのが「開田コース」で、その次が日和田口から継子岳を目指す日和田コースだろう。日和田高原にある登山口から継子岳林道を通るコースで、あまり人が通らないので藪がすごい。ゴンドラの分岐まで2時間以上かかるだろう。

 ところが今年は、ゴンドラが夏も営業するという。ゴンドラの山頂駅から分岐まで平坦な道をトラバースすると、そこから継子岳山頂までは高山植物を見ながら1時間30分ほどで登ることができる。継子岳山頂からの眺めは、なんとも素晴らしい。特に今の時期は眼下に見える「四の池」がお花畑になっているのでなおさらだ。時間と体力に余裕がなくて登れないのが寂しい星のおじさんである。

 ちょっと麓のゴンドラ駅を覗いてみると、おぉー、ゴンドラがたくさん。夏の間、このゴンドラのナイトツアーに参加すると夜も山頂駅のレストランに行ける。オペラなどのイベントも催されて、なかなか賑やかな夏になりそうだ。

 チャオ御岳は、今年から「マウントリゾート」と銘打って夏の営業に力を入れており、ゲレンデ周辺には高地トレーニングのコースだけでなく、マウンテンバイクのコースも整備されている。個人的には、ここにジップラインでもあればさらに楽しいと思う。

 早朝のゲレンデ風景。下界では摂氏40度超えの猛暑が伝えられる中、涼しい環境で学生や社会人のチームが練習している。この中から、マラソンや駅伝のスター選手が出るかもしれない。みんな、がんばれ!

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