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Essay

確かに残ってる! – 御嶽山王滝口登山道 – 八海山~田の原

 これまでぼくは、御嶽山への古い登山道はスキー場の造成ですっかり破壊されてしまったのだと思い込んでいた。2020 年 7 月の記事 - 「 御嶽古道を歩く Part 2」にも「御嶽古道歩きを楽しめるのはこの八海山神社まで・・・」と書いている...
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懐かしい飛騨街道 – 日和田集落を訪問

 江戸時代の飛騨高山と木曽福島との間にはかなり頻繁な人々の往来があり、物資の輸送も頻繁に行われていた。中でも注目したいのは、富山湾で獲れたブリ(鰤)が、年末の厳寒期に高山から長野県内に大量に運ばれていたという事実だ。飛騨街道は「鰤街道」とも...
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大切なトウモロコシを猿から守る究極のガード

 木曽町の新開地区にある自宅の近くで見かけた異様な光景。木曽町では以前から、畑の作物を食い荒らす野生の猿が問題になっている。様々な野菜が食べ頃になるこの時期、猿にとってはたまらない季節だろう。特にトウモロコシは猿たちの好物で、実が熟...
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上松町にある「寝覚の床」- 奇岩の絶景はなぜできたのか

 四角い巨石を積み重ねたような花崗岩の造形。その間を渦巻きながら流れる深い淵。岩の縁に立って下を流れる川面を見下ろすと足がすくみそうになる。なんとも不思議なこの絶景はどのようにしてできたのだろうか。  寝覚の床(ねざめ...
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木曽の古刹 – 須原宿「定勝寺」(Joshoji-Temple in Suhara Post Town)

 中山道を京方から須原宿に入ると、右手の山を背景にゆったりと鎮座するのが木曽路最古の名刹として名高い定勝寺(じょうしょうじ)だ。木曽義仲の子孫である木曽氏は、木曽家豊の代になって、美濃方面に睨みをきかすべく須原(すはら)に居館を構えていた。...
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義仲館がリニューアルオープン!

 7月4日、木曽町の宮ノ越地区にある「義仲館(よしなかやかた)」がリニューアルオープンした。新しい義仲館は、絵画や文献などを展示して史実に基づいたアプローチを行う一般的なミュージアムとは一線を画している。  全国あちこ...
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広胖橋の謎を探る! – 御嶽古道の名所巡りシリーズ

 木曽町から御嶽山へ向かう「御嶽古道」。このリンク先でも紹介している「行人橋歩道橋」が、御嶽古道の出発点だ。これを渡って左折し、木曽川右岸を下流に向かって歩き始める。  これが一般的なルートだと思い込んでいたのだが、この記事を最後まで...
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ミツバチの花粉団子(Bee Pollen)2021-06-14

 梅雨入り前のこの時期にはノイバラの白い花が満開となる。我が家のノイバラは、数年前に近くの河原から掘ってきて道路沿いに植えたもので、今では高さ4メートル以上の大株になっている。純白の花がたくさん咲くと、なんとも言えない香りが辺りに立ちこめる...
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明治の文豪・島崎藤村の『夜明け前』を読む

 小説『夜明け前』の冒頭にある「木曽路はすべて山の中である」という一節は、特に小説好きでなくても一度は聞いたことがあるだろう。しかし二巻からなるこの長編小説を通読したことがある人はというと、それほど多くあるまい。明治の文豪、島崎藤村を郷土の...
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5月5日 連休最終日・雨の奈良井宿

 最近はコロナのことを話題にするのさえ嫌になってきた。しかし「嫌になった!」なんて言っていられるのは贅沢で、観光地の旅館や飲食業の皆さんは深刻な状況に置かれている。ぼくも連休は出歩かずに家でおとなしく片付けや庭仕事などをして過ごしたのだが、...