妻籠宿から三留野宿

 妻籠宿から三留野宿までのちょっとマイナーな中山道を歩いてみる。馬籠峠を越える超人気コースに比べると注目度は低いが、妻籠からJR南木曽駅までの中山道を、バスに乗らずに歩く外国人がかなり多い。この日も、歩いているのはほとんどが外国人。訪ねてみると、スペイン、ブラジル、カナダ、オーストラリア、イギリス、マレーシアと国籍も様々。

 妻籠宿の北の外れにある水車小屋。このまましばらく進むと家並みが途切れて・・・。

 こんな坂道を登る。

 重要な分岐には、必ずこうした案内標識が設置してあるので道に迷うことはない。

 今日は時間が十分にあるので、城跡に登ってみる。ほとんどのウォーカーは城跡には行かずに素通りする。

 10分ほどで頂上の城跡(本丸跡)に到着。公園になっているが、訪れる人は少なく荒廃した雰囲気。周辺には堀切の跡などが残っていて興味深い。

 中山道に戻って歩き始める。こんな分岐があって、右へ行くと行き止まり。標識はない。

 蛇石(へびいし)。なぜ蛇石と呼ぶのかは不明。大昔からあるようだ。

 ここも重要な分岐。

 民家の裏のようなところを通過するのだが、こんな標識が所々にあるので安心して歩くことができる。

 ちょっとした集落。この辺りの民家は庭がきれいに整えられていて見応えがある。

 兜観音(かぶとかんのん)。観音様がなぜ兜を持っているのかは説明がない。

 巴御前ゆかりの振袖の松。こんなところに木曽義仲ゆかりの場所があるのかと思う。義仲が弓を射ようとしたところ、松の大木が邪魔になったので、巴御前が袖を一振りするとその大木が倒れたという。それをくり抜いて水場にしている。

 分岐では必ず方向を確認。

 機関車が展示してあって「SL公園」となっている。

 線路脇の道をしばらく行くと・・・。

 JR南木曽駅に到着。ここから三留野宿の町並みが見られるが、宿場町の雰囲気はあまり残っていない。

 桃介橋。日本一長い木製の吊り橋だと言われている。読書発電所を建設する際に、資材を運ぶために建造された。

 反対側から見た桃介橋。橋の下の河川敷が芝生の公園になっている。

タイトルとURLをコピーしました